院長　藤原　昭仁（ふじわら　あきひと）

私が治療家を目指した原点は、16歳から始めた空手道という武道にあります。武道ですから礼節を重んじ相手を敬う事を第一にしていますが、私の行っている流派は実際に当てていくスタイルでしたから、怪我や疲労は日常茶飯事でした。

 その武道を通して体の事にとても関心を持つようになり、運動においての健康管理を専門学校で学び、並行してスポーツクラブでトレーニングの指導をしてきました。もちろん競技者として自己の鍛錬とトレーニングにも励みました。今でも空手は続けています。あまり道場には行けていませんが(^_^;)

 長く続けてきたお陰で大会でも好成績をおさめ、競技生活では自分なりに満足し、現在は生涯スポーツとして続けていこうと思っております。

＜資格＞
国際中医按摩推拿師　キネシオテーピング療術師

＜経歴＞

• 都内整体院・鍼灸院勤務及びスポーツクラブにてトレーナー業務。
• 中国北京按摩病院留学実習。遼寧中医大学病院に留学実習を経て、
• 新宿にてヒカリ治療院院長。外苑前にてaR整体院院長。
• 実働計20年を経て、現在「ふじわら整体院」院長。
• その他、舞台及びスポーツトレーナー業兼務

＜関わった舞台＞
ミュージカルテニスの王子、弱虫ペダル、真田十勇士、地球ゴージャス作品多数ノラガミ、薄桜鬼他多数

整体との出会い

よくある話なのですが、自分自身のケガや痛みの経験から施術の職につく方も多いです。私も同じくケガと腰痛に悩まされて整体に出会いました。競技をしていた頃は稽古もハードですし、ウエイトトレーニングで自分の体重以上の重りをあげる事もあり、疲れが溜まると腰が痛む事も多々ありました。そんな体の不調も、整体施術のお陰で痛みを長く引きずる事なく、むしろパフォーマンスUPまでしてくれたことに感動したのを、つい昨日のように思い出します。

そこから「整体」ということに興味を持ち始めます。そして武道の世界には意外と多くいらっしゃるのですが、厳しい稽古でその道の技術や精神を鍛練すると同時に、その延長線に起こり得る、自身や他者（練習パートナー）の怪我を治す技術も身につけ、活殺両方の術をみがいて「武道家」となる方。この「武道家」という響に強い憧れを持ちました。そして整体は「仕事」としても成り立ちます。生涯スポーツ（趣味）として続けるだけでなく、仕事（実益）にもつながる。トレーニング理論と整体理論の限りない可能性。人の役に立てる最高の仕事。その思いから整体施術の道に進むことを決意しました。

 専門学校と留学そして臨床

思い立ったら即行動に移します。当時働いていた国家公務員を退職し、整体の専門学校に入ります。3年制の学校で、卒業後は中国遼寧省や北京へも留学を経験致しました。帰国後は都内の治療院や整体院で臨床を重ね、接客と運動指導技術習得のため、スポーツクラブでも働かせて頂きました。

 【整体に対する考え】そういった経験を重ねていくうちに、きっかけは腰痛や肩コリでも、症状が改善していくうちに、皆さんが体の事に関する違う悩みがあるという事を感じました。特に女性に関しては、肌の張りから体型のこと、Ｏ脚、むくみ、顔の歪みやシワ、たるみ等を、ほとんどの方が気にされているのです。施術以外にもエステに通っていたり、アロマテラピーを受けたりと、女性は本当に体の事や癒しに関して、時間とお金をかけている方が多いのです。

そしてすべての方に共通する、お話すればするほど出てくる気づかない悩み。「心」の在り方からストレスを感じて、身体からのサインとして痛みやコリが出ている方が多い現実。今や腰痛学会や整形外科学会も「腰痛の原因の大半は心因性のストレスから来ている」と発表しています。しかし、これは腰痛に限らず、ケガ以外の身体の諸々の症状はすべてと行っても過言ではありません。そういう様々な日常の悩みを抱えている方々に「身体」ということを通じて、「心」も変化して頂きたいと願っています。難しい話ではなく、「健全な肉体に 健全な精神は宿る」 ということ。そして、毎朝鏡で見るお顔を通じて１日の始まりを楽しんで頂きたい。そういった考えを持って臨んでおります。

 施術のプロとしての20年

今までの私は、目の前にある痛みやコリを改善していくことしか考えていませんでした。しかしこれからは、皆様のその先にある未来の自分がどうなっていきたいか、「健康な毎日、輝く楽しい人生」のサポートをしていきます。お一人お一人としっかり向き合って、共に一生涯の健康と内面から湧き上がる美しさ、笑顔溢れる毎日のお手伝いをさせて頂きます。そのために自分という人間と技術を磨き続け、皆様に喜んで頂ける人間として精進し続けていきます。