人は環境に適応できる生物
コロナ禍によって働き方が変わり、在宅でも仕事が出来るようになりました。
それに伴い、身体も変わっていく(変わってしまった)方が増えたようです。
その中でも、首肩痛と腰痛が、特に増えたように感じます。
自分ではどうすることも出来なくなってしまったら、整体院などを利用するのが手っ取り早いですが、なるべくセルフで軽減させたり、出来るだけ長持ちさせたいと願うのが人情でしょうか。
そんな在宅ワーカーにオススメする、
「これやってみると良いよ!」
ということをお知らせしたいと思います。
労働環境を工夫する
職場の労働環境が実は素晴らしかったという方は多いです。
具体的には、椅子やデスク環境、液晶画面やキーボードの大きさといったものです。
職場と同じものを用意するのは、住宅環境やコストの面で限界があります。
出来る限りの工夫とコスパを考慮することが大事になります。
そこで、当院からは3つオススメしたいことがあります。
1,バランスボールを取り入れる
まずオススメしたいのは、椅子をバランスボールにすることです。
住宅環境や諸事情により無理な方は、バランスクッションでも良いでしょう。
アンバランスなものの上に乗っている為には、色々な筋肉を使う必要があります。
バランスのとれた椅子に座っていると、どうしても同じ筋肉を使用して、負担をかけがちです。
また、臀部の接触面が少なくなることから、臀部からもも裏側に伸びている坐骨神経の負担を軽減することにより、腰痛予防効果があります。
主に首~肩~背中~腰といった、身体の背面の筋肉ばかりに負担がかかっているのを、お腹や内もも等に負担を散らす効果が最大の魅力です。
2,スタンディングデスク
次に、スタンディングデスクを用意することも一考の余地ありです。
入力作業が必要なければ、立って作業することでも良いと思います。
これらに共通していることとして、臀部からもも裏を「つぶさない」ということです。
3,身体を横にする(仰向けになる)
最後は、職場ではまずできない、身体を横にしてしまうことです。
職場にストレッチスペースがあるところはほとんどないと考えられるので、数秒単位でも良いので、思い切りストレッチを兼ねて、横になってみるのはいかがでしょうか。
体操をする
とにかく運動不足になりがちです。
難しいことをやる必要はありません。
前後上下左右対称の動きをすることが望ましいです。
出来る範囲で構いません。また痛みを伴うようならすぐにストップしましょう。
一番のオススメは、全身ユラユラ体操です。
とにかく体をユラユラ、プラプラ、クネクネと動かすだけです。
同一姿勢で固まってしまっている筋肉を、動かして緊張を軽減してあげましょう。
時間にして10~20秒位で良いので、トイレや食事休憩の度に取り入れてみることをオススメ致します。
太陽の光を浴びる
人間は昼行性の生き物です。
日の光を浴びることにより、全身にエネルギーが備わり、脳の働きが活発になります。
これも出来る限りで良いので、実行してみましょう。
最後に
コロナ禍が落ち着いても、在宅勤務が続く方もいらっしゃいます。
長期的観点から、色々工夫して自分に合った方法を見つけ出し、上手にこの難局を乗り切りましょう!